テレビやラジオ、口コミなどで「髭を抜くと生えなくなる」という情報をよく耳にしますが、残念ながらそれは正しいものではありません。
毛抜きなどを使って髭を抜いても一時的な効果しか得られないほか、ニキビや吹き出物などの肌トラブルの原因にもなってしまいます。
今回は、髭を抜く自己処理法がおすすめできない理由や、安全で効率の良い処理方法について解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
「髭を抜くと生えなくなる」はウソ!
髭を抜くと生えなくなるというのは単なるウワサにすぎず、残念ながらウソとなります。
髭を根元から抜いても、毛穴に毛乳頭や毛母細胞などの発毛組織が残っているため、時間が経つと髭は伸びていきます。
髭を抜いた際に毛根に黒いものが付着していることが多くありますが、これは発毛組織ではありません。
メラニン色素という毛の色を黒く見せている色素であり、髭と同時に取り除いたとしても永久的な脱毛効果は得られないのです。
髭を自分で抜いてはいけない4つの理由
下記のような理由から、髭を自分の手で抜く処理方法はおすすめできません。
②肌トラブルの原因になる
③逆に髭が濃くなる可能性がある
④強い痛みをともなう
ここからは、上記4つの理由について詳しく解説していきます。
①出血を起こす可能性がある
髭を自分で抜いてしまうと、毛穴を傷つけて出血を起こす可能性があります。
肌に負担をかけることになるだけでなく、見た目にも大きな影響をおよぼすことになります。
②肌トラブルの原因になる
毛抜きやピンセットを使って無理やり毛を引き抜くと、肌トラブルの原因になりかねません。
誤った自己処理法によって起こりやすい主なトラブルは、「毛嚢炎」「埋没毛」「色素沈着」の3つが挙げられます。
毛嚢炎
毛嚢炎とは、毛穴から細菌が入り込んだ際に起こる炎症のことです。
圧痛やかゆみなどの症状が出てくるので、白や赤いブツブツが肌にできたときは毛嚢炎を疑い、地域の皮膚科を受診するようにしてください。
また毛嚢炎を放置すると、これが悪化して「せつ」「よう」になる可能性があります。
「せつ」とは毛嚢炎が悪化したものであり、痛みや赤みが強くなって中央に膿ができます。
「よう」は「せつ」がさらに悪化したものであり、複数の毛穴に炎症が生じている状態です。
このように、症状が悪化すると発熱や強い痛み、体調不良をともなうこともあるため注意が必要です。
患部を清潔に保っていれば自然治癒するケースもありますが、改善が見られない場合には早めに医療機関を受診しましょう。
埋没毛
埋没毛とは、皮膚の下で毛が埋まってしまう状態のことを指します。
無理に髭を抜いたことで毛穴が傷つき、角質が厚くなって埋没毛が生まれます。
肌に黒い点が目立つようになり、第一印象が悪くなったと悩んでいらっしゃる方も少なくありません。
埋没毛を無理やり引き抜こうとすると、さらに皮膚が傷ついて炎症を起こしてしまう可能性があるため注意してください。
埋没毛がもしできてしまったら、シェービング後の保湿を心がけましょう。
保湿を続けていくことで肌のターンオーバーが正常になり、そのまま改善されていくことも少なくありません。
色素沈着
色素沈着はメラニン色素が原因で起こります。
髭をひっぱると毛穴の周辺に炎症が起こり、刺激を受けた皮膚がメラニン色素を過剰に分泌して、肌が黒くなるのです。
色素沈着が消えるまでには数年ほどかかることもあるため、毛抜きでの自己処理は控えましょう。
③逆に髭が濃くなる可能性がある
何度も髭を抜いていると、刺激から肌を守ろうとして逆に髭が濃くなる可能性もあります。
洋服や下着などの摩擦も肌への刺激になりますが、ピンセットなどで毛を抜くとかなりのダメージが与えられてしまうため注意しましょう。
④強い痛みをともなう
髭を1本ずつ抜く際には、強い痛みをともないます。
特に太く濃い髭を抜く際には、痛みがさらに強まります。
髭を抜いても永久的な脱毛効果は得られないため、自己処理をする際には、できる限り肌への負担が少ない方法を選びましょう。
髭を抜く以外のおすすめ処理方法を紹介!
肌トラブルや出血などを引き起こすおそれがあるため、髭を抜く行為はおすすめできません。
ここからは、髭を抜く行為以外の処理方法を紹介していきますので、無理な毛抜きをせずに、自分に合った処理方法でシェービングをしてください。
電気シェーバー
電気シェーバーは肌への負担が比較的少ない処理方法なので、「カミソリを使うのは苦手」という方は電気シェーバーを使用しましょう。
あごなどシェービングしづらい部位は手で皮膚を引き伸ばし、髭を起こしてから剃るようにしましょう。
電気シェーバーは比較的肌負担が少ないツールですが、同じ部分を何度も剃ると肌が傷つきます。
力を抜きつつ、ゆっくりと軽く肌に押しあてるようにして使用しましょう。
カミソリ
カミソリを使った処理は昔からある定番の脱毛方法です。
薬局などで安く手に入るため、学生でも手軽に購入できます。
しかし、なかには「カミソリ負けを起こしてしまった」という方もいるかもしれません。
シェービングフォームにはカミソリの刃から肌を守る役割があるため、カミソリを使う際には積極的に使用しましょう。
カミソリを肌に当てる際には、髭の流れに沿って軽く滑らせるように動かします。
できるだけ早く処理したいからと、いきなり逆剃りをするのは肌へ大きな負担をかけてしまうため、なるべく行わないようにしましょう。
除毛クリーム・抑毛ローション
除毛クリームや抑毛ローションを使う自己処理方法も検討してみてください。
除毛クリームには毛に含まれるたんぱく質を溶かす成分が含まれており、ムダ毛が気になる部分に塗って洗い流すだけで、表面に見えている毛を除去できます。
一方、抑毛ローションには毛の成長スピードを遅らせたり、発毛を抑えたりする働きがあるため、継続して使用することでムダ毛が減っていきます。
・抑毛ローション:ローションのように肌に塗って使用する
ただし、なかには髭に使用できない商品もあるため、購入する際には使用可能部位を必ず確認してください。
顔は皮膚が薄くてデリケートな部位のため、肌トラブルを防ぐためにも髭に使えるアイテムを使いましょう。
家庭用脱毛器
家庭用脱毛器は、自宅などの好きな場所で脱毛ができる機械のことです。
脱毛サロンで行われている光脱毛と同じ仕組みですが、家庭で誰でも扱えるよう出力レベルは押さえてあります。
家電量販店やネット通販などで購入でき、値段も比較的リーズナブルなため、サロンに通う時間や費用が捻出できない方におすすめです。
家庭用脱毛器を使い続けることで抑毛・減毛効果を得られますが、永久脱毛はできません。
永久脱毛をしたい場合には、医師や看護師による医療脱毛を検討してください。
脱毛クリニック・脱毛サロン
脱毛クリニックや脱毛サロンに通って髭を除去する方法もあります。
医療脱毛は脱毛クリニックで、光脱毛は主に脱毛サロンで行われているため、自分に合った脱毛方法を選択してください。
・光脱毛:肌にライトを当てて、発毛組織にダメージを与える
医療脱毛のメリットは、永久脱毛ができる、脱毛完了までの回数や期間が少なく済むという2点です。
また医師が常駐しているため、アフターケアも充実しています。
ただし施術中の痛みが比較的強く、1回あたりの脱毛費用が高額になる点がデメリットといえます。
脱毛サロンで行われている光脱毛のメリットは、1回あたりの費用が安く済み、痛みを抑えながら脱毛できる点です。
しかし、脱毛効果を実感するまでに時間がかかり、なおかつ永久脱毛は叶わないため注意してください。
医療脱毛は髭が完全に生えなくなる唯一の方法!
「髭を完全になくしたい!」という方におすすめなのが医療脱毛です。
医療脱毛でしか得られない優れた効果について、次項で詳しく見ていきましょう。
安全性の高い脱毛方法
医療脱毛は、医師や看護師などの国家資格を有した者が施術を行います。
脱毛前には医師が診察を行うため、安心して施術を受けることができます。
万が一、肌トラブルが起きても安心できるサポート体制
万が一脱毛後に肌トラブルが起きても、すぐに医師が診察や薬の処方を行います。
一方、医師が常駐していない脱毛サロンの場合には、自分自身で皮膚科を受診しなくてはなりません。
肌トラブルに対するサポート体制が整っていることは、脱毛をするうえで欠かせないポイントのひとつです。
痛みを抑えられる脱毛機もある
医療脱毛に対して、「我慢できないほどの痛みがともなう」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
特に太く濃い髭を脱毛する際には、痛みが強く出る可能性があるため、痛みを抑えたい方は使用する脱毛機に注目してください。
男性専門医療脱毛クリニックの「メンズダビデ」では、蓄熱式レーザー脱毛機「ソプラノアイス・プラチナム」を採用しています。
ソプラノアイス・プラチナムは、従来の熱破壊式脱毛機のように1点に強力なレーザーを照射するのではなく、低出力のレーザーを肌の広範囲に照射していきます。
皮下で熱が蓄積され、徐々に発毛因子にダメージを与えて脱毛効果を得ていくため、必要最小限の痛みで済むのです。
このソプラノアイス・プラチナムは、アレキサンドライト・ダイオード・ヤグの3波長をブレンドしており、異なる深さの毛に効果を発揮できる点も特徴のひとつです。
また、日焼け肌や色黒肌の方でも脱毛可能なため、肌質を理由に施術を断られたという経験をお持ちの方は、ソプラノアイス・プラチナムでの施術を検討してみてください。
まとめ
今回は、自分の手で髭を抜いてはいけない具体的な理由や、安全で効率の良い処理方法について解説しました。
髭を抜いても発毛組織は毛穴に残ったままなので、再び元のように生えてきてしまいます。
髭を無理に抜くと、毛穴を傷つけて出血や肌トラブルを引き起こしてしまうので、きれいな肌をキープするためにも正しい処理方法で髭のケアをしましょう。
髭を完全になくしたいと考えていらっしゃる人には医療脱毛がおすすめです。
医療脱毛なら永久脱毛ができるため、髭のないツルツルの肌に仕上げたいと考えていらっしゃる方はぜひご検討ください。
心斎橋駅から徒歩4分の距離にある「メンズダビデ」なら、大阪(心斎橋)エリア最安級の価格にて脱毛が可能です。
お得なトライアルプランも用意しており、多くの方にご利用いただいております。
公式ホームページから無料カウンセリングの予約を受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。