脱毛方法には、主にサロンで行われる美容脱毛(光脱毛)と医療脱毛クリニックで行われる医療脱毛の2つがあります。
医療脱毛には「熱破壊式」「蓄熱式」、美容脱毛には「SSC脱毛」「IPL脱毛」「SHR脱毛」という脱毛方式がありますが、サロンによってどの方式を採用しているか異なるため、脱毛を始める際にそれぞれの特徴をチェックしておく必要があるでしょう。
今回は、美容脱毛のひとつであるSSC脱毛に焦点を当てて解説していきます。
脱毛の仕組みや注意点、他の脱毛方式との違いが気になると思っていらっしゃる方はぜひチェックしてみてください。
SSC脱毛とは?
SSCはSmooth Skin Control(スムース・スキン・コントロール)の略称のことです。SSC脱毛では、クリプトンライトと呼ばれる光とビーンズジェルを用いて施術を行います。
SSC脱毛の仕組み
ビーンズジェルには抑毛効果のある成分が含まれており、毛の成長を抑制する効果を発揮します。
ジェルを塗ることによって、光の刺激やダメージを抑えられるため、肌が弱い方や敏感肌の方にも選ばれています。
SSC脱毛の回数・間隔・期間の目安
SSC脱毛では医療脱毛のような永久脱毛はできず、抑毛・減毛効果しか得られません。
また、医療脱毛に比べて時間はかかりますが、「5~6回」で効果を実感し、「10~12回」にはムダ毛が気にならなくなるでしょう。
そして、「18~20回」程度施術を受けることで、肌がツルツルの状態へと近づきます。
脱毛に通うペースは、毛周期に合わせて「1ヶ月半~2ヶ月」間隔で施術することをおすすめします。
2ヶ月間隔でサロン通いを続けた場合、ムダ毛が気にならなくなるまでには約2~3年かかるでしょう。
SSC脱毛の費用相場
SSC脱毛を導入しているサロンで、ムダ毛が気にならなくなるまで全身脱毛を行う場合の費用相場は、20~40万円です。
実際の料金はサロンによっても異なりますが、これから脱毛を始めようと考えていらっしゃる方は上記の金額を目安にすると良いでしょう。
ただしSSC脱毛を導入している脱毛サロンは全国的に見ても数が少ないため、通いやすい店舗を見つけるのは難しいかもしれません。
SSC脱毛と他の脱毛方式を比較!
美容脱毛には、SSC脱毛以外に「IPL脱毛」「SHR脱毛」という脱毛方式があります。
3種類の脱毛方式を比較した表を用意しましたので、まずはこちらをご覧ください。
SSC脱毛 | IPL脱毛 | SHR脱毛 | |
---|---|---|---|
脱毛方法 | ビーンズジェルを脱毛部位に塗り、クリプトンライトを当てる | メラニン色素に反応する光を当てて、発毛組織にダメージを与える | バルジ領域に蓄熱させた熱を肌に与えて刺激する |
痛みの感じ方 | 部位によって痛みを感じる | 痛みを感じやすい | 温かみを感じる程度 |
施術にかかる時間 ※全身脱毛の場合 |
約60分 | 約2〜3時間 | 約60分 |
美肌効果 | ◎ | ○ | ○ |
得意な毛質 | 濃くて太い毛・産毛 | 濃くて太い毛 | 産毛 |
日焼け肌・色黒肌 | × | × | ○ |
次項では、この比較表をもとにSSC脱毛のメリットとデメリットを紹介していきます。
SSC脱毛の4つのメリット
SSC脱毛には下記のようなメリットがあります。
②施術にかかる時間が短い
③産毛でも脱毛できる
④美肌効果も同時に期待できる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①痛みを抑えて脱毛できる
部位によっては痛みを感じる場合があるものの、IPL脱毛よりも痛みを感じにくいでしょう。
また、ジェルを塗ることによって抑毛効果が得られるため、出力レベルが低くても効果を実感しやすいというメリットもあります。
②施術にかかる時間が短い
施術にかかる時間が約60分と比較的短いことも、SSC脱毛の特徴です。
どの程度時間がかかるのかは脱毛サロンによって異なりますが、ジェルの上を滑るようにして施術を行うため、2~3時間と長丁場になる心配は不要でしょう。
③産毛でも脱毛できる
濃く太い毛だけでなく、産毛にも脱毛効果が得られるため肌をスベスベにできます。
メラニン色素に反応する脱毛方式とは異なり、抑毛作用のあるジェルが効果を発揮するため、あらゆる毛質に対応できるのです。
④美肌効果も同時に期待できる
肌に塗るジェルには植物由来の美肌成分が含まれているため、脱毛と同時に美肌効果も期待できます。
さらに角質をやわらかくする成分も含まれているため、ゴワついた肌や角栓汚れなども改善できるかもしれません。
SSC脱毛の3つのデメリット
SSC脱毛にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
②日焼け肌・色黒肌の人は脱毛できない
③導入しているサロンが限られる
脱毛を始めてから「こんなつもりじゃなかった」と後悔しないためにも事前に確認しておきましょう。
①永久脱毛の効果はない
SSC脱毛だけに限らず、美容脱毛では永久脱毛の効果は得られません。
SSC脱毛では毛が生えるスピードを遅くし、ムダ毛の量を減らすといった効果に期待できます。
②日焼け肌・色黒肌の人は脱毛できない
日焼け肌の方や色黒肌の方など、肌質によっては施術を断られるケースがあります。
このような方は、肌質を選ばず脱毛できる、バルジ領域に蓄熱させた熱を与えて刺激するSHR脱毛を選択しましょう。
③導入しているサロンが限られる
SSC脱毛を導入しているサロンは限られているため、希望する地域で脱毛サロンを見つけるのは難しいかもしれません。
脱毛サロンを探す際には、SSC脱毛に限定せず、自宅から通いやすい場所にある店舗を選ぶと良いでしょう。
確実な脱毛効果を求めるなら医療レーザー脱毛がおすすめ!
前述のとおり、美容脱毛では抑毛・減毛効果しか得られないため、確実な脱毛効果を求めている方には医療レーザー脱毛をおすすめします。
永久脱毛できるのは医療脱毛だけ
永久脱毛ができるのは医療脱毛だけであり、美容脱毛や家庭用脱毛器ではそれが叶いません。
また、医療脱毛は脱毛効果が優れているだけでなく、美容脱毛よりも少ない回数で脱毛を終えられるというメリットもあります。
SSC脱毛では、肌がツルツルの状態になるまでに「18~20回」ほど施術を受ける必要がありますが、レーザーの出力レベルが高い医療レーザー脱毛なら「8~10回」とおよそ半分の回数で済むでしょう。
また、脱毛前には医師の診察が受けられるので、安全に脱毛を続けられるという点も魅力的です。
SHR式(蓄熱式)なら痛みを抑えて永久脱毛できる
医療脱毛に対し、「痛みが強い」というイメージをお持ちの方は多いでしょう。
しかし、医療レーザー脱毛の中でもSHR式(蓄熱式)なら痛みを抑えて永久脱毛できます。
SHR式(蓄熱式)は、メラニン色素ではなくバルジ領域に熱を与えて脱毛を行います。
低出力の熱を肌の広範囲に照射するため、痛みだけでなく肌への負担も最小限に抑えられるのです。
痛みを軽減したいと考えていらっしゃる方は、蓄熱式の脱毛機を導入しているクリニックで施術を受けるようにしましょう。
肌に心配のある人でも施術可能
SHR式(蓄熱式)なら、色黒肌や敏感肌、乾燥肌、肌荒れなど肌に不安を持っていらっしゃる人でも施術が可能です。
肌質が原因で脱毛を断られたという経験をお持ちの方でも不安なく施術を受けられるほか、施術経験が豊富なスタッフが相談に乗ってくれるので、気になっていらっしゃる方は一度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、SSC脱毛について、仕組みや注意点、他の脱毛方式との違いを解説しました。
SSC脱毛は脱毛と同時に美肌効果を得られる脱毛方法ですが、永久脱毛はできません。
ムダ毛を効率良く処理したいとお考えの方は、SSC脱毛ではなく医療脱毛を検討してみてください。
男性専門医療脱毛クリニック「メンズダビデ」では、蓄熱式(SHR)レーザー脱毛機「ソプラノアイス・プラチナム」を採用しております。
ソプラノアイス・プラチナムなら痛みを軽減できるほか、日焼け肌や色黒肌の方でも施術可能なため、不安なく施術を受けられるでしょう。
また、全身脱毛の料金が40%オフになるお得なキャンペーンを実施しており、当院であれば大阪(心斎橋)エリア最安級の価格にて脱毛の施術が受けられますので、ご用命の際はぜひお問い合わせください。