タトゥーがあっても脱毛はできる?難しい理由や安全に脱毛する方法を解説


人によって異なるものの、脱毛をする際に気になるのがタトゥーの有無です。
脱毛をしたいと思っても、「タトゥーがあるからクリニックや脱毛サロンへ通えるのかわからない」と悩んでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今回は、タトゥー部分に脱毛ができない理由や、タトゥー部分を安全に脱毛する方法を解説していきますので、お困りの方はぜひ参考にしてください。

タトゥーがあっても脱毛はできる?

タトゥーがある人も脱毛は可能ですが、タトゥーが入っている部分は原則レーザーや光を照射できません
そのため、タトゥーが入っている人は脱毛できる部位が限られてきます。

タトゥーが理由で断られることはない

脱毛は、プールや銭湯のようにタトゥーが理由で断られることはありません。
そのため、タトゥーがある人もない人と同じように、全身好きな場所を脱毛できます。

タトゥーが入っている部分は原則として脱毛できない

タトゥーが入っている人も脱毛できますが、タトゥー部分にレーザーや光は照射できないので、イラスト部分は避けて施術を行います。

タトゥーが入っている部分を脱毛したい場合、ワンポイント程度であれば該当箇所にレーザーや光があたらないよう保護テープを貼り、その部分を避けながら脱毛を行います。
しかし、肌を覆うようにタトゥーが入っている部分はテープで保護しきれないため、脱毛はできません。

タトゥーがある部分を脱毛できない理由

タトゥーがある部分を脱毛できない理由は、以下の2つです。

タトゥーがある部分を脱毛できない理由
理由① 火傷・水ぶくれを起こすリスクが高いから
理由② タトゥーを変色・変質させる可能性があるから

1つずつ見ていきましょう。

理由① 火傷・水ぶくれを起こすリスクが高いから

脱毛で使用するレーザーや光の多くは、毛根(メラニン色素が多く含まれる部分)に熱ダメージを与えることでムダ毛の再生を抑制します。
そのため、タトゥー部分に照射してしまうとメラニン色素の多いタトゥーのインクに熱ダメージを与えてしまい、火傷や水ぶくれを起こしてしまう可能性が高くなるため危険です。

理由② タトゥーを変色・変質させる可能性があるから

前述のとおり、脱毛で使用するレーザーや光はメラニン色素に熱ダメージを与えます。もしこれがタトゥーにあたってしまうと、変色したりかさぶたができたりするなどして医師の診察が必要になる可能性があります。
場合によっては悪化してしまうこともあり、これもタトゥーがある部分へ脱毛をできない理由のひとつです。

レーザー脱毛や光脱毛でなければ脱毛できる場合もある

先ほどタトゥー部分に脱毛はできないと解説しましたが、レーザーや光を使った脱毛でなければタトゥーのインクに熱ダメージが加わらないため、ムダ毛を脱毛できる場合があります。
上記の方法については後述するので、諦める必要はありません。

どうしてもタトゥー部分を脱毛したい場合の方法


タトゥー部分のムダ毛を脱毛したい場合は、以下2つの方法を試してみましょう。

タトゥー部分を脱毛する方法
ニードル脱毛
除毛クリーム・ブラジリアンワックス

これらの方法であればメラニン色素に熱ダメージが加わらないので、火傷や水ぶくれを起こす危険性がないほか、変色・変質のリスクも低くなります。

ニードル脱毛

ニードル脱毛とは、毛穴一つひとつに極細の電極針を挿入し、電気の力を使って毛根にダメージを与える脱毛法です。
ニードル脱毛は、レーザー脱毛や光脱毛と比較すると、以下のようなメリットとデメリットがあります。

【ニードル脱毛・レーザー脱毛・光脱毛のメリットとデメリット】

メリット デメリット
ニードル脱毛 ・その場で毛が抜け落ちる
・肌色に左右されず脱毛できる
・毛の色に脱毛効果が左右されない
・痛みが強い
・料金が高い
・広範囲の脱毛には適さない
レーザー脱毛 ・永久脱毛ができる
・少ない回数で脱毛が完了する
・医療機関なので、肌トラブルが起きても医師や看護師が対処してくれる
・機種によっては黒い肌でも照射できる
・機種によってはゴムで弾かれるような痛みを感じる
・機種によっては黒い肌に照射できない
・光脱毛より1回あたりの料金が高い
光脱毛 ・レーザー脱毛より安い
・脱毛中に痛みを感じにくい(ほんのり温かみを感じる程度)
・機種によっては黒い肌でも照射できる
・永久脱毛はできない
・脱毛完了まで時間がかかる
・トータル金額で見ると、レーザー脱毛より高額になる場合が多い

ニードル脱毛は1本ずつムダ毛を処理していくため、その場で確実に狙ったムダ毛を脱毛できます。
ただし、脱毛範囲が広いと毛穴の数も多くなるので、広範囲を脱毛したい場合は不向きです。

また、ニードル脱毛は毛穴に電気を通すため、とても強い痛みに耐えなければなりません
さらに、毛穴へ入り込んだタトゥーのインクに電気が流れてしまうとタトゥーの色が一部消える可能性もあるので、これらの点は事前に把握しておきましょう。

除毛クリーム・ブラジリアンワックス

手っ取り早くタトゥー部分に生えたムダ毛を消したいと考えていらっしゃる方は、除毛クリームやブラジリアンワックスで表面のムダ毛を除毛する方法がおすすめです。
除毛クリームにはタンパク質を溶かす成分が入っているため、ムダ毛の上から塗ると、ムダ毛に含まれるタンパク質が分解され、ムダ毛が肌表面から一時的になくなります。

また、ブラジリアンワックスは、ムダ毛部分に塗ったワックスを一気に剥がすことで、毛根からムダ毛を抜き取る脱毛方法です。
毛根からムダ毛を抜き取るため、除毛クリームを使うより長く脱毛効果を実感できますが、これは脱毛ではなく除毛なので、数日すれば再びムダ毛が生えてきます。
ブラジリアンワックスは、タトゥー部分に与える影響を最小限にしながらムダ毛を処理できるため、決まった日だけムダ毛をなくしたい人におすすめの方法です。

脱毛によってタトゥーが変色・消えてしまった場合の対処法

脱毛によってタトゥーが変色したり、消えてしまったりした場合は、これから解説する3つのことを意識して行動しましょう。
焦ってしまうとますますひどくなってしまうかもしれないため、状況を見ながら冷静に対処してください。

タトゥーを入れてもらったお店に相談する

同じデザインでも、彫師が違えばその仕上がりは変わります。
そのためもし別の彫師に依頼した場合、以前のようなデザインにならないかもしれません。
タトゥーを入れてもらったお店に相談すれば同じ彫師に再び彫ってもらえるため、まずはタトゥーを入れたもらったお店に相談しましょう。

クリニックでは対処できない

クリニックでの脱毛は、施術前に同意書へサインをする必要があります。
このとき、同意書に「タトゥーの色落ちや変色が起きても対処できない」などと記載されている場合、脱毛を受けた時点で上の点に合意したことになるため、のちに変色などのトラブルが起きてもクリニックでは対処できません。

ただし、皮膚炎などの肌トラブルが起きた場合はクリニックの医師が診察してくれますので、その際はすぐ相談しましょう。

自分で直してはいけない

タトゥーを直しに行くのが面倒だからといって、自分でインクを買って修正することはやめましょう。
タトゥーは皮膚に専用のインクを入れて絵を描いていきますが、素人が行うと感染症を起こしやすいほか、デザインが狂ってしまう可能性もあります。

タトゥーは一度インクを入れてしまうとかんたんに消すことはできませんので、脱毛で変色などが起きても自分で直そうとせず、タトゥーを入れたお店に相談してください。

まとめ

タトゥーが入っていても脱毛はできますが、タトゥー部分にレーザーや光を照射すると、インクに熱反応が起こることで火傷や水ぶくれを起こしたり、タトゥーが変色してしまったりします。
そのため、タトゥー部分のムダ毛を安全に処理したい場合は、熱反応の起きない「ニードル脱毛」や「除毛クリーム」「ブラジリアンワックス」を利用しましょう。
ただし、これらの方法では再びムダ毛が生えて来るため、タトゥーをきれいに見せたい場合は、タトゥーを入れる前に脱毛を完了させておくと安心です。

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