「泥棒ひげ」の対処法。脱毛すると一時的にひげが濃くなるって本当?

ひげが濃くて悩んでいる男性は、意外と多いものです。
「青ひげのないツルツルの肌になりたい」「ひげ剃りの手間をなくしたい」との理由で永久脱毛をする方も多くいらっしゃいます。
そこで気になるのが、脱毛後のこと。
「脱毛後に起こりがちな泥棒ひげとは?」「泥棒ひげに対処法はあるの?」など、脱毛をするときに覚えておきたい症状や対処法についてご紹介します。

泥棒ひげって何?

ひげ脱毛について調べていたら「泥棒ひげ」という言葉が出てきたことはありませんか。
レーザー脱毛をすると、施術後に一時的にひげが濃くなったように見えることがあり、これがいわゆる「泥棒ひげ」です。

「脱毛はしたいけれど、泥棒ひげになったら困る」「仕事で人に会うときにはどうしたらいいのか」など、ここではひげ脱毛をする前に知っておきたいことを取り上げていきます。

脱毛後に起こりがちな「泥棒ひげ」には、以下のような特徴があります。

・脱毛後にひげが濃くなったように見える
・泥棒ひげは一時的なもので、時間が経てば解消される
・無理に毛を抜いたりしてはいけない

ひげ脱毛をする際には一人で不安に思わずに、まずは施術後にどのようなことが起こりやすいのかを知っておきましょう。

どうして泥棒ひげになるのか?

ひげを目立たなくしたいと思って脱毛したのに、かえってひげが濃く見えてしまったらショックを受けるかもしれませんね。
しかし、泥棒ひげは脱毛のレーザー照射後に一般的に起こりやすい症状であり、脱毛に失敗した訳ではありません。

いつもよりひげが濃く見えるのは、施術後に起こる一時的なことなので、必要以上に心配なくても大丈夫です。

泥棒ひげになるしくみ

どうしてひげが濃くなったように見えるのでしょうか。
脱毛でレーザー照射をすると、メラニン色素を介して熱を与えられた毛が炭化したり、ちぢれたような状態になります。
ひげは毛穴の中にもありますので、このような状態で毛が膨張することで普段よりもひげが濃くなったように見えてしまうのです。
これが「泥棒ひげ」です。

レーザー照射を行った範囲の毛穴の中の毛はいずれ抜け落ちますが、抜け落ちるまでの期間に、ひげが膨張して見えてより濃くなったように感じるのです。

泥棒ひげはどのくらいの期間続くのか?

泥棒ひげの状態になるのは、レーザー脱毛施術の直後です。
毛穴の中のひげは、脱毛の翌日から10日前後の間に徐々に抜け落ちていきます。
つまり、ひげがいつもより濃く見える状態も、1週間から10日程度で自然に落ちついてきます。

この脱毛後の時期には、どのようなことに気をつけたらいいのでしょうか?
脱毛の施術後には、ひげの濃さ以外にも注意しておきたいことがありますので紹介します。

やってはいけないこと

ひげの濃さが気になると「どうにか抜いてしまいたい」「早くきれいな肌になりたい」と思うかもしれませんが、毛抜きなどで無理やり毛を抜くのはやめましょう。

レーザー脱毛では毛根組織に熱を浸透させていきますが、施術直後は熱が浸透しきっていないケースもあります。
そこで無理やり引き抜いてしまうと、毛根が残ってひげを再生させてしまう可能性も考えられますし、毛嚢炎(白ニキビ)を引き起こすことも。

また、脱毛後は特に肌が敏感になっていますので、ひげ剃りをするときにもなるべく肌に刺激を与えないように気をつけます。
「顔を洗った後にタオルで拭いたらひげがついていた」というような、自然な状態で毛が抜け落ちるのを待つのが理想です。

泥棒ひげになったときの対処法

ひげが濃く見えて目立つように感じると「泥棒ひげを早く解消したい」「なんとか目立たないようにしたい」と思うことでしょう。
しかし、職場で同僚や上司に会うのは避けられませんし、人に会うときに相手に与える印象が気になる状況もあるかもしれません。
ここでは、そんなときに役立つ泥棒ひげの対処法について紹介します。

肌を清潔に保って保湿する

脱毛後の肌は敏感になっていますので、肌を清潔に保つことがとても重要になります。
また、レーザー脱毛の施術後は、熱エネルギーが肌に残っていて乾燥しやすくなりますので、いつもより丁寧に保湿することが大切です。

肌を清潔に保って保湿をすることは、炎症などの肌トラブルを避けるためにも必要です。
入浴後や就寝前に化粧水を使ってスキンケアを行い、ひげ剃りはカミソリよりも肌への負担が少ない電気シェーバーで優しく行うようにします。

コスメで目立たなくする

泥棒ひげを目立たないようにするには、コンシーラーやBBクリームを使う方法もあります。
男性には女性用コスメでは肌が明るくなりすぎることもありますので、そんなときにはメンズ用コスメを試してみましょう。

ひげが濃くて気になる部分の肌色を補正したいときには、不自然にならないように自分の肌の色に合ったクリームを選んで使います。

コンシーラーは、シミ・クマ・ニキビなど肌の気になる部分を上手に隠すことができるコスメで、肌色を調整する役目があります。
ひげの濃く見える部分を補正するにはコンシーラーを試してみましょう。

BBクリームはスキンケア・日焼け止め・化粧下地・ファンデーションなどの機能を併せ持つクリームなので、自然に顔色をカバーすることができるアイテム。
顔全体を同じ色に整えたいときにはBBクリームを使ってみてはいかがでしょうか。

泥棒ひげの時期を過ごすためのポイント

泥棒ひげを早く解消する、また、目立たなくするには、どのようなケアを心がけたらいいのでしょうか。

レーザー脱毛後の肌にとって一番大切なのは、清潔を保つことと保湿のためのスキンケアです。
これは肌荒れや炎症などのトラブルを避けるためだけでなく、泥棒ひげの状態を早めに解消することにも繋がります。

ひげ剃りやひげの自己処理で肌が傷つくと、濃いひげが生えてくることがあります。
そのため、丁寧なひげ剃りを心がけることは、ひげを薄くするためにも役立ちます。
敏感な状態の肌が炎症を起こさないよう、電気シェーバーの刃を清潔にしてひげ剃りをすることも大切です。

泥棒ひげになるのは一時的な期間です。
スケジュール調整が可能であれば、脱毛後のひげが濃くなりそうな期間には人と会う予定を入れないようにしておくと安心して過ごすことができそうです。
また、ひげの濃さが気になる期間にはマスクを活用するのも1つの手段になります。

泥棒ひげは気にしなくても大丈夫

泥棒ひげは、レーザー脱毛の施術後に起こりやすい症状です。
ひげが濃くなったように見えて気になるかもしれませんが、時間が経てば解消されるものなので、心配しすぎないようにします。
事前にその時期の過ごし方を考えておくことで、脱毛後も安心して対処することができそうです。

いつもより敏感になっている脱毛後の肌は、肌トラブルも起こりやすくなっていますので無理は禁物です。
清潔にすることと保湿をすることはトラブル回避のためにも重要であり、無理に毛を抜くなどの行為はしないようにします。

医療脱毛で永久脱毛をした方からは「肌がツルツルになった」「清潔感のある印象になれた」など声があります。
脱毛に対して不安があるときには、まずは相談してみるのがおすすめです。

カウンセリングでは相談をしながら希望の施術を決めていくことができます。
「あごひげは残したい」「こういうデザインにしたい」など、脱毛では顔周りのひげをすべてなくすだけでなく毛量や形を整えることもできますので、脱毛が気になったら公式サイトから無料カウンセリングを予約してみましょう。