脱毛前後に日焼けしても大丈夫?施術前に焼いてしまったときの対処法を解説


「脱毛の施術前後は日焼けしてはいけない」と聞いたことがある方も多いでしょう。
結論からいうと、脱毛前後の2週間は日焼けを避けるべきです。
しかし、夏場など日差しが強い時期には、日焼けを避けきれないこともあります。

そこで今回の記事では、脱毛前後に日焼けを避けるべき理由とともに、日焼けの許容範囲や日焼けしてしまったときの対処法などについても解説していきます。

脱毛前後2週間は日焼けを避けよう!

脱毛施術を受ける前後の2週間は日焼けをしないように注意してください。

日焼けをした肌はすでにダメージを受けている状態のため、施術時の肌への負担が大きく、肌トラブルにつながってしまう可能性があります。
施術後の肌も敏感になっているので、紫外線による刺激を受けやすい状態になっています。

このような理由から、毎日の日焼け対策が難しいという方も、脱毛施術を受ける前後の2週間だけは日に焼けないように注意しましょう。

脱毛前後の日焼けを避けるべき理由

ここからは、脱毛をする際に日焼けを避けた方がいいとされている理由について詳しく解説していきます。

脱毛の痛みが強くなりやすい

肌が焼けた状態で施術を受けると、痛みを強く感じやすくなってしまいます。

脱毛器は、毛の中の黒いメラニン色素に反応して熱レーザーを発する仕組みとなっています。
そのため、日焼けによってメラニン色素が増えた状態の肌に熱レーザーを照射すると、強い痛みを感じてしまうのです。

脱毛効果が薄まる可能性がある

日に焼けた状態の肌で脱毛の施術を受けると、通常よりも脱毛効果が薄まってしまう可能性があります。

脱毛器は毛の黒い色素に反応するため、日焼けしていると肌の濃い色にも反応してしまいます。
その結果、ムダ毛だけではなく肌全体に熱レーザーが照射されてしまい、効果が薄いです。

また、日焼けした肌で脱毛を行う場合には、ダメージを抑えるために出力を下げて施術を行うことが多く、通常よりも照射が弱くなるので、効果が薄まる可能性が高いです。

肌トラブルの原因につながる

脱毛する前に日焼けをしてしまうと、肌トラブルの原因につながります。

日焼けした肌はやけどと同じ状態です。
つまり、日焼けした状態で施術を受けるのは、やけどの患部に直接照射するようなものです。
紫外線の影響で敏感な状態になっている肌はダメージを受けやすいため、赤みが強く出てしまって毛嚢炎につながる可能性が高くなります。

また、日焼けした肌は代謝が乱れることがあるので、色素沈着にもつながってしまうこともあります。

どの程度の日焼けなら脱毛施術ができる?

いくら対策をしていても、日焼けを完全に防ぐことはできません。
そこで、どれくらいの日焼けなら脱毛ができるかの目安をお伝えしていきます。

目視で変化が分からない程度ならOK

肌の色の変化が目で見ても分からない程度であれば、施術は受けられます。
脱毛器は黒い色に反応するので、目で見て分かるほど肌の色が変化していなければ問題ありません。

ちなみに、メンズダビデでは「ソプラノアイス・プラチナム」という蓄熱式のレーザー脱毛器を使用しています。
ソプラノアイス・プラチナムは従来の黒いものに反応する強いレーザーとは違い、低出力のレーザーを繰り返し照射していきます。

そのため、日焼けした敏感な状態の肌の方でも安心して脱毛することが可能です。

脱毛しない部位であればOK

脱毛しない部位は日焼けしていても施術は受けられます。
たとえば、腕の脱毛を受ける場合に足が日焼けしていても問題はありません。

脱毛する予定の部位だけはしっかり紫外線対策をしておきましょう。

もし脱毛前に日焼けしてしまった場合の対処法

気をつけていても脱毛を受ける前に日焼けしてしまうことがあります。
そこで、施術前に日焼けしてしまった場合の対処法をお伝えしていきます。

日焼けした部位をすぐに冷やす

脱毛前に日焼けしてしまった部位は、冷やしておきましょう。
日焼けはやけどをしたのと同じ状態なので、冷やすことで炎症を抑えられます。

ポイントは、日焼けをした後、すぐに冷やすことです。
帰宅後に冷水シャワーや冷たいタオルを使ってすぐに冷やすように心がけましょう。

入念に保湿する

日焼けしてしまった場合は入念に保湿してください。

日焼けした肌はバリア機能が低下し、肌の水分量が少ない状態になっています。
しっかり保湿をして水分量を保つことで、肌の回復を早める効果を期待できます。

普段よりも2~3倍の化粧水やクリームを優しく塗って保湿しましょう。
日焼けした肌は敏感になっているので、低刺激のアイテムを使うのがおすすめです。

炎症が落ち着いたらケアを行う

炎症が落ち着いたらケアを行うのも大切です。
日焼けした肌はメラニン色素が増えやすい状態になっているので、メラニンの生成を抑制する成分を、積極的に摂取しましょう。

メラニンの生成を抑制する効果が期待できるビタミンCの含まれた食べ物や、サプリを摂取するのがおすすめです。
また、ビタミンCが入っている化粧水などでスキンケアをするのも有効です。

クリニックやサロンに相談する

施術のスケジュールを変更してみるのも、選択肢のひとつです。
目で見て分かるほどの日焼けをしてしまった場合は、クリニックやサロンに予約変更の連絡をしてください。

ただし、前日や当日だとキャンセル扱いになってしまい、施術1回分としてカウントされてしまうこともあります。
事前に予約変更は何日前まで可能か確認しておきましょう。

脱毛前後の日焼けを防ぐ方法

最後に、脱毛の施術前後の日焼けを防ぐ具体的な方法をご紹介していきます。

日焼け止めをこまめに塗る

まずは普段から日焼け止めをこまめに塗る習慣をつけましょう。
夏だけでなく、紫外線は一年を通して降り注いでいます。

脱毛の施術を受ける前後の2週間だけではなく、普段から日焼け止めを塗っておくことが大切です。
汗をかくと流れ落ちてしまうこともあるので、こまめに塗り直しましょう。

脱毛する場所は洋服や帽子などで覆う

脱毛する部位は、洋服や帽子などで覆って日焼けしないように対策しましょう。

紫外線対策としてUVカット機能のある服を着るのがおすすめです。
腕などの洋服から露出する部分を脱毛する場合には、夏場でも薄手でUVカット機能のある長袖を羽織るようにしましょう。

サングラスをかける

顔の脱毛をする人は、サングラスをかけて紫外線対策を行いましょう。

サングラスの色は濃い方が紫外線を防げると思われがちですが、レンズの色は関係ありません。
日焼けを防ぐためにサングラスを選ぶ際は「紫外線カット率」の高いものを選んでください。

日焼けしにくい季節にあわせて脱毛する

日焼けしにくい季節に脱毛するのもおすすめです。
一年の中で、紫外線は3月から7月ごろにかけて強くなっています。

日焼けを避けるために紫外線が比較的弱い秋から冬に施術するのもひとつの方法です。

まとめ

脱毛前後の2週間は肌のダメージを抑えるためにも、基本的に日焼けは避けるべきです。
しかし、メンズダビデのように日焼けした肌でも照射できる脱毛器を使用しているクリニックもあります。
普段から紫外線対策を行いつつ、日焼けしてしまっても施術ができる脱毛サロンを選んでみてください。